2015年02月01日

平成27年卯月

阪神淡路大震災から20年が経ちました。
だんだんと風化していく記憶が当時の映像を見ると、震災の恐ろしさと同時に日常の有り難さを思い出させてくれます。

そして、日常の営みの中で当たり前のことなど何一つないということを再認識させてくれます。

私たちにとりましても、「お客様がいらっしゃる」「一緒に働く仲間がいる」「業者さんが物を運んで来てくれる」…何一つ当たり前のことはありません。
「当たり前」と思った時点で、感謝の念が薄れてしまいます。

その感謝の念を風化させないためにも、お客様はもちろんですが、仲間や業者さんに対しても、「ありがとうございます」の言葉が飛び交う店にしたいなあと思っています。

そして、当たり前でないことが当たり前に感じることにも感謝していきたいと思っております。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 22:12Comments(0)月の言葉

2014年11月30日

ライバル

スポーツの世界大会では、男性より女性のほうが「もしや」と思えることが多かったような気がしますが、今年はフィギアスケートの羽生結弦選手やテニスの錦織圭先週のように、男性が世界をアッと言わせたような気がします。

スポーツの世界では、ライバルが存在することによって、「相手に勝つ」という目標を持てるため、高いモチベーションを維持できるような気がします。

しかし私たちは、他店と争うことでモチベーションを高めるのではなく、「昨日の自分」をライバルにして、少しでも昨日の自分に勝つことを目標として、モチベーションを高めなければならないと思っております。

そして、そんな一人一人の成長が、必ず「お客様の満足」という栄冠に繋がると信じております。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 21:48Comments(0)月の言葉

2014年10月30日

備え

今ではハローウィンからクリスマスに一挙に加速する11月ですが、昔は迫りくる厳冬に備える大切な時期であったそうです。

私たちサービス業にとりましても、「備える」ということは、非常に大切なキーワードでありますが、段取りという意味での備えではなく、お客様の立場に立った心の「備え」が大切な時代だと感じております。

そんな心の「備え」を身に付けるためには、自分の経験を通して、お客様の喜びや痛みを自分のこととして感じれるようになることでしか、身に付かないように感じます。
そして、そんな経験の積み重ねが、昔の人が冬への備えをしたような自然の営みの中で当たり前のこととして身体に染みつきてくるはずです。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 16:13Comments(0)月の言葉

2014年09月29日

唯一の真実

秋が深まるにつれて、世界情勢や経済情勢はますます混とんとし、時代の大きなうねりのようなものを感じます。
情報は氾濫し、何が真実なのか分からないような世の中で、自分の軸足をしっかりと定めていないと荒波に振り落とされるような気がします。

企業は「変化対応業」だと言われています。
私たちにとりましても、変化に対応することは非常に大切ですが、目に見えない変化というものに振り回されると、「今まで大切にしてきた何か」を失いそうな気もします。
「変えるべきもの」と「変えてはいけないもの」をしっかり見極め、荒波の舵取りをしていかなければならないと痛切に感じますが、ただ一つ言えることは、その答えはお客様だけが持っているということです。
それが唯一の真実です。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 22:58Comments(0)月の言葉

2014年09月01日

語り部

今年の8月は天候不順で予定がくるわれた方もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか?
ましてや災害に遭われた方は、一日も早く復旧し、日常生活に戻られることを願っております。

当店でも台風や豪雨の影響を受けましたが、そんな中でもたくさんのお客様に来店していただきました。本当に有り難く、心から感謝申し上げます。

私たちはBSEや東日本大震災など、どんなに頑張ってもお客様に来ていただけないという経験をしております。
当時を経験した者は、その時のことを決して忘れることなく、「当たり前のことなど何一つない、お客様に来ていただけること、そして仕事ができることへの感謝」を“語り部”となって、自らの言葉で伝えていかなければならないと考えております。
  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 19:14Comments(0)月の言葉

2014年07月31日

夏の思い出

夏と言えば・・・
おそらく、皆さんの脳裏にはたくさんの思い出が蘇ってくると思います。
まさしく夏は「思い出」の季節です。

そして、2014年には新たな夏の思い出の1ページが加わります。
三田屋でのお食事の時間が、良き夏の思い出になることを心より願っております。

また、我々スタッフにとりましては、お客様の喜びの声が、暑さを吹き飛ばす「スタミナ源」であり、「夏の良き思い出」になります。

一人でも多くのお客様から「ありがとう」「ごちそうさま」のお声をいただけるよう、精一杯頑張ってまいります。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 23:04Comments(0)月の言葉

2014年06月01日

シンプル

いよいよサッカーワールドカップブラジル大会が始まります。
サッカーというスポーツはシンプルで分かりやすく、ボールと広場さえあれば出れでも気軽にできるということから、全世界に普及し身近に感じるという話を聞いたことがあります。

飲食業界でも何屋さんか分からないような様々な業態があったり顧客満足などといった難しい言葉で考えがちになりますが、シンプルに「自分がお客様だったら行きたい店」「自分がお客様だったらしてほしいこと」と考えることがすごく大切に感じます。

そして、当店でもシンプルにお客様の立場に立って、「美味しい料理とやすらぎの空間」にこだわり続けていきたいと思います。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 00:32Comments(0)月の言葉

2014年04月01日

買いだめ

3月の終わりに買い物に行くと、カートに山盛りの日常品やインスタント食品を購入されている光景を見かけました。
私もその内の一人ですが、3月中にしなければならない、増税前の買いだめ風景です。

しかし、その人にとって、そのご夫婦にとって、そしてそのご家族にとって特別な日は、政治や経済に邪魔されることなく、その日でなければならないはずです。

4月になると消費が冷え込みといわれていますが、4月に入ってから当店をご利用されるお客様は、きっとその日でなければならなかったのだと思います。
そんな、「その日」を最高の日になるように、私たちは全力でおもてなししていかなければなりません。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 00:31Comments(0)月の言葉

2014年03月01日

想像力

ソチオリンピックが終わりました。
本当にたくさんの勇気と感動をもらいました。

4年間の思いや競技前の気持ちを想像するだけで、ぐっと来るものがあります。
そして、インタビューでは必死に自分と闘ってきた人だけに許される涙や言葉が更に感動を生むように感じました。

感動の原点は「想像力」です。・
私たちもお客様の気持ちを想像することから始まります。
そして、そのことに必死になった人だけが、お客様の幸せを自分の幸せに感じることができるはずです。

ベストパフォーマンスで、金メダルをいただけるよう、想像力豊かなチームを育んでいきたいと思っております。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 21:57Comments(0)月の言葉

2014年02月01日

やっぱ、好きやねん!

年明けと同時に、やしきたかじんさんの訃報という衝撃的な知らせが飛び込んできました。

一ファンである私が感じるやしきたかじんさんの魅力は、たかじんさんの生き様がかっこいー、そして誰も代りのいない唯一無二の存在だったからのような気がします。

私たち三田屋の「生き様」はどうだろうか?そして、ご贔屓にしていただいているお客様にとって、「三田屋がなくなったら困る」と思っていただけるような唯一無二の存在だろうか?

そんなことw考えながら、追悼番組を見ていましたが、最終的にはお客様に「やっぱ、好きやねん!」と感じていただける店であり続けたいと思います。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 19:42Comments(0)月の言葉

2013年12月31日

積み重ね

「今年は〇〇にチャレンジするぞ!」と何か新しい目標は決まりましたでしょうか?

当店でも昨年は、ブランドコンセプトを決めてパンフレット類を刷新したり、お弁当の販売を始めたりと、新しいことへチャレンジした一年でありました。
その一方で、新しい事に意識が行って足元がぐらついたり、新しいようで実は繰り返しであったりということを感じた一年でもありました。

新しいことへのチャレンジも大切ですが、「積み重ねる」というチャレンジも怠ることなく、今年一年精進を積み重ねたいと思っております。

本年も三田屋本店を宜しくお願い致します。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 15:25Comments(0)月の言葉

2013年12月01日

流行語

平成25年も師走を迎え、間もなく終わりを告げようとしています。
今年もたくさんの流行語が生まれ、そしていつの間にか人々の記憶から遠ざかっていきます。

当店では、お客様にじぇじぇじぇと感動していただけるサービスを提供し、ご来店の感謝の気持ちを倍返しでお返しすることを心掛けた一年でした。
そして、その原点はお客様の立場に立って考えるお・も・て・な・しの気持ちであり、その気持ちを行動に移す行動力です。
それを「いつやるの?」と問われたら、もちろん「今でしょ」

しかし当店では、決して流行に左右されることなく、永遠にお客様の記憶に残り続ける事が使命だと考えています。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 17:12Comments(0)月の言葉

2013年11月02日

ななつ星

九州を三泊四日かけて一周するクルーズトレイン「ななつ星」が予約も取れないほどの好評で話題になっています。

そのコンセプトは「新たな人生にめぐり逢う、旅」で、その文章の中に「そこでしか出会えない景色や人々との語らいは、きっと新たな人生を発見できる」という一文があります。
きっと「ななつ星」でしか経験できない時間がそこには存在しているんだろうと思います。

私たちも三田屋も、三田屋でしか経験できない時間を提供したいと思っております。
大切な日にもご来店いただき、明日への活力剤になればと。
そのために北摂の五つ星レストランを目指し、変わらぬおいしさとやすらぎの場にこだわり続けて参ります。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 23:06Comments(0)月の言葉

2013年09月30日

あまちゃんからの学び

9月は東京オリンピックの決定やリニア新幹線の概要の発表など、明るいニュースがあったのですが、個人的な重大ニュースは「あまちゃん」が終わったことです。

音楽と映像で曜日や時間を実感し、毎日の生活に“ワクワク感”を提供し、「あまロス症候群」と言われる言葉まで生み出す、ドラマの力の偉大さを改めて感じました。

そして、こんな自問自答している自分がいました。
私たち三田屋は1年というサイクルの中で、季節やイベントを実感していただけるような存在であっただろうか?
来店前の“ワクワク感”とお帰りになる際に「また来たい」という“ワクワク感”を提供できているだろうか?
更に、一人でも多くのお客様に「三田屋が無いと困る」と思っていただける努力を怠っていないだろうか?

終わりのない挑戦は続きます。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 23:09Comments(0)月の言葉

2013年09月01日

春と秋

春と秋のどちらが好きですか?

若いころは、春から明らかに夏に向かっていくという躍動感が大好きでしたが、昨今は、静かに徐々に冬に向かっていく感じの秋の方が好きになってきました。

年と共に明らかに五感で感じられるものよりも、気が付けばという感覚の方が落ち着くのかもしれません。

店作りに関しても、「徐々に」や「気が付けば」という感覚が非常に大切だと思います。
悪くなるのは一気にですが、良くなるのは「徐々に」です。そして、良い習慣を無意識になるくらい続ければ、「気が付けば」良い店になっています。
自然のサイクルのように、正しい事を愚直に続けることが良い店づくりへの唯一の王道だと信じています。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 23:45Comments(0)月の言葉

2013年07月01日

心の備え

サッカー日本代表が本田圭佑選手の同点PKで来年のワールドカップ出場を決めました。
あの場面で、何の迷いもなくボールを持って、ゴールネットのど真ん中に蹴る勇気は、凡人の私には想像もできません。

そんな本田選手の言葉の中に、「俺は特別な存在になる」や「日本人初とか興味ない。僕が目指しているのは遥か上なんで」というビックマウスの名言がありますが、「勝負を決めるのは準備。なかでも気持ちの準備以上のものはないと思う」という名言があります。

「おもてなし」の原点も、しっかり備えるということが非常に大切です。個々のお客様の要望にお応えし、「お客様に満足していただく」という勝負に勝つためには、店全体で心の備えをしっかりしていかなければならないと改めて思いました。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 22:14Comments(0)月の言葉

2013年06月02日

景気

昨年末の政権交代から半年が過ぎ、まだまだ不安定ではありますが、何となく景気のいい話が増えてきました。

“日経平均株価が上がった”“円が下がった”と言われても、ピンと来ない感はありますが、ジワジワと生活に影響を及ぼしてくることは間違いありません。

私たちも、当然、景気が良くなって、より多くのお客様に来ていただけることを期待しておりますが、お客様が減った時に景気のせいにするのはご法度です。

景気が良くなることによって、全てが良くなる訳ではありません。
”結果が良いのは偶然、結果が悪いのは必然”、そして常に“全ての原因は内にあり”の基本精神で、荒波の航海の舵取りをしていかなければならないと思っております。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 19:33Comments(0)月の言葉

2013年05月01日

合言葉

ついに、テレビを買い替えました。
何と、そのテレビは過去数日分の番組を全て録画してくれているので、帰ってからニュースやドラマを見られるだけでなく、「録画し忘れた!」ということもなくなります。
まさしく、タイムマシンに乗って過去に戻れるような感覚です。

しかし、私たちサービス業はそのような訳にはいきません。
「しまった!」と同時に、お客様にご迷惑をおかけすることになります。
決して、過去を取り戻す事はできません。

どんなに技術が進歩しても、私たちの仕事は、「今」以上に大切な物はないと思っております。

そのためにも、「お客様をいつも想い、お客様への想いを形にできるように備え、お客様へ五感で届ける」を合言葉にして、一瞬一瞬を大切にしていきます。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 19:17Comments(0)月の言葉

2013年04月03日

「別れ」と「出会い」

今年は桜の開花が早かったため、4月の楽しみが3月に終わってしまったみたいな感じがして、なんとなく損をしたような気分になっているのは私だけでしょうか?

桜の開花と関係なく、春の「別れ」と「出会い」はやってきます。

当店でも、多くの学生さんが卒業していくと同時に、多くの新しいスタッフを迎えます。
まだまだ、ぎこちないですが“お客様に喜んでいただきたい”“皆の役に立ちたい”という思いで、一生懸命頑張っています。

メンバーが変わっても、お客様にとって「安らぐ場所」であり続けるために、卒業していった人たちのスピリッツを継承し、一人一人の魂は不変でなければならないと思っております。
そのためにも、一日一日を大切にし、上辺の技術だけでなく、絶え間なく「三田屋スピリッツ」を注入し続けます。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 01:50Comments(0)月の言葉

2013年03月05日

卒業

今年は箕面店・豊中店共にたくさんの学生アルバイトさんが卒業していきます。大学もしくは大学院の卒業と同時に三田屋を卒業してもらえるのは、本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。

私たちはお客様に「ここに来たら落ち着くわ」「何かホッとするわ」と感じていただきたく、”ふるさとの心地”をコンセプトに店作りを進めてきました。

それと同時に卒業したスタッフが、社会の荒波にもまれて、ふと三田屋に立ち寄った時に、学生時代にタイムスリップしたような「懐かしさ」と、時代の変化と共に変わった「新しさ」を感じてもらえるような存在であり続けたいと思っております。  

Posted by 三田屋本店 箕面・豊中 スタッフ at 00:52Comments(0)月の言葉